テープ・フィルムの提案・加工事例

介護用部材のPP板(3mm)を複雑な形状で打ち抜き加工した事例

お客様の課題

リハビリ用装具の部品を作りたい。PPの3mmの板を使って図面の形状にできないか?

シーエステックの提案

こちらの加工品は穴の形状が非常に複雑で、そのまま抜くと型が広がってしまい量産が困難なため、試作だけであれば切削加工で行うところですが、今回は量産を前提にされていたので、抜き型を補強する方法をとりました。こうすることで、複雑な形状でも広がることなく抜くことができ、量産に繋げることが可能になりました。

リハビリや介護用装具には割れにくいPPやポリカ素材が多く用いられています。一般的には切削で加工することが多いのですが、シーエステックでは今まで様々な素材の抜き加工を行ってきた経験から、厚みのある素材でも抜き加工を行うことが可能ですし、抜き加工だけではなくレーザー加工という選択肢もございますので、どちらが最適かを見極めて、状況に応じて提案させていただくことも可能です。レーザー加工というと小型の試作のイメージがあるかもしれませんが、弊社で所有しているレーザー加工機のワークサイズは2M×1Mですので大型部品の製作も可能です。ぜひご相談ください。

使用した材料

PP